シソ酢(紫蘇酢)

シソの健康効果が話題ですが、新鮮なシソが出回る時期に自宅でシソ酢ジュースを作ってみませんか。
案外簡単にでき、美味しくて見た目も美しいシソ酢の作り方をご紹介します。
青じそでも出来ますが、赤紫蘇の方が見た目も美しく、健康効果も高いといわれています。

シソ酢作り方

シソ酢ジュース
赤紫蘇でシソ酢ジュースを作るときれいなルビー色

●材料

  1. 赤シソの葉 1束(葉のみで130g程度)
  2. 酢  500ml
  3. 砂糖 500g

●作り方

1.赤じその葉を茎からつみ取り水で洗います。
  洗った後、タオルやキッチンペーパーで水気を十分取ります。
2.鍋にお酢を入れ沸騰させないように温めます。
  鍋まわりに少し泡が出始めたら赤シソを入れます。
  煮立てないように注意しながら1分ほど煮出します。
3.鍋を火から下ろし、熱いうちにシソを濾します。
  ざるなどにペーパータオルを敷くと濾しやすいでしょう。
4.濾した汁をもう一度鍋で温めながら、砂糖を溶かします。
  このときも沸騰させないように弱火で行います。
5.砂糖が溶けたら火を止め、自然に冷めるのを待ち、
  保存用の瓶にいれます。

●飲み方

水や炭酸で割って飲むととても美味しいです。

赤紫蘇で作ると赤いルビー色になりますが、青紫蘇で作ると黄色になります。
色は違いますが、どちらもさわやかで飲みやすいです。

シソ酢ジュースを飲むと、自然の恵みのありがたさが体に染みわたる気がします。

シソ酢健康効果

赤紫蘇の葉
(赤シソの葉は新鮮なものを)

お酢そのものにも、多くの健康効果があります。
お酢と紫蘇を組み合わせることで、紫蘇の健康効果が加わりさらに強力な効能を期待できます。


しそ酢の効用/健康効果

抗酸化力
お酢はもちろん、シソにも強力な抗酸化力があります。ダブルの抗酸化力は強力です!!
お酢の抗酸化力
風邪の初期症状緩和
シソには抗炎症作用があるので、風邪の諸症状を緩和してくれます
抗アレルギー作用
シソには「ルテオリン」という抗アレルギー、抗炎症作用を持つ成分が見つかりました。
食欲増進、消化促進
食欲がないときに、爽やかなシソの香りは強い味方です。

シソ酢上手な利用法

紫蘇の有効成分保存

紫蘇は初夏に出回る、季節感を感じさせる食物です。
しかし、葉もの野菜である紫蘇は生ではあまり日持ちしません。
紫蘇の持つ有効成分を長く保つために、シソ酢ジュースにし、冷蔵庫に保存すると約1年は保存することが可能です。
お酢の保存については、お酢の保存法をご参照下さい。

シソ酢にすると紫蘇の有効成分を長く保存できるのはもちろん、お酢との相乗効果で健康効果が倍増します。

シソ酢を作るときの注意

紫蘇は染料としても利用されるぐらい強力な染色作用があります。
衣服などを汚さないように注意してください。
また、手の指に色が付くとなかなか落ちませんので、
気になる人はゴム手袋などをご利用下さい。

紫蘇の有効成分

ベータカロテン
黄緑色野菜に多く含まれていますが、紫蘇は特にその割合が高いです。
カルシウム、カリウム
血圧安定、老化防止、骨粗鬆症防止などに有効
鉄分
女性の大敵、貧血対策に十分取ってください
ビタミン、ミネラル
壊れやすいビタミン、ミネラルは毎日摂取することが必要です
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