内蔵脂肪は生活習慣病の原因の一つです。
お酢を料理やドリンクとして摂取するだけで内蔵脂肪を減らす働きがあることが判ってきました。
(参照:実証されたお酢の健康効果)
外見だけでは判らない内蔵脂肪の蓄積は、スタイルの問題以上に脳梗塞や心疾患につながる可能性が高く、内蔵脂肪ぐらいと侮れません。
ダイエット目的だけでなく健康のためにも内蔵脂肪を減らすことが必要です。
お酢や大豆などを積極的に食事に利用するだけで内蔵脂肪を減らすことも可能です。
内蔵脂肪と皮下脂肪
内蔵脂肪型肥満の問題点
体にたまる脂肪には、主に内臓の間に貯まる「内臓脂肪」と皮膚の下に貯まる「皮下脂肪」があります。お腹がぽっこり出ている人にたくさん蓄積されている「内蔵脂肪」はスタイル上の問題だけでなく、健康にも害を与えることが判ってきました。
メタボリック・シンドロームとは内蔵脂肪型肥満のことを指します。内蔵脂肪は、高血糖、脂質異常、高血圧などいろいろな慢性病の原因となります。この状態を放置していると、動脈硬化が進行し、糖尿病を起こしたり、脳梗塞、心筋こうそくを起こす危険性が高まります。
メタボリックシンドロームが心配
- 内蔵脂肪
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内蔵脂肪は溜まりやすいけれども、減らしやすいともいいます。
さて、同じような体型でも内蔵脂肪が多い人と、少ない人がいます。
その原因は肝臓にあります。
内蔵脂肪は肝臓を通して燃焼されます。肝臓が弱っているとうまく内蔵脂肪を燃焼できないのです。 - 皮下脂肪
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皮下脂肪は溜まりにくいけれども、一度溜まると減らし難いといいます。お酢は内臓脂肪も皮下脂肪を減らす働きがあります。
次の記事をご参照下さい。
(お酢のダイエット効果)
お酢と大豆でダイエット
専門家の研究で、内蔵脂肪を効果的に燃焼させ肝臓機能を回復させる効果が高いのは
「お酢」と「大豆」だということが判りました。
お酢と大豆でなぜ内蔵脂肪が減らせるのか
一日にどれくらい摂ったらいいのか
ダイエットを行う上での注意点は何かを解説します。
内蔵脂肪を減らす食材
- お酢
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お酢の主成分「酢酸」は、肝臓での脂肪燃焼に効果があります。
肝臓内にある酵素を酢酸が活性化します。 - 大豆
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大豆にはアルギニンなどのアミノ酸が豊富で
肝臓機能を回復させる効果があります。
さらに最近の研究で、大豆タンパクが善玉ホルモンである
アディポネクチンを増加させる働きがあるとも言われています。 - シジミ
- アラニン
- 豚肉
- ビタミンB1
- タコ
- タウリン
- 緑茶
- カテキン
必要量とお勧めレシピ
- お酢
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一日大さじ2杯(30cc)程度
お酢は酢の物、煮物など食事に使っても
お酢ドリンクとして飲んでもOKです。ミツカンの研究では、お酢の摂取量は1日15cc~30cc程度で内臓脂肪減少効果があると実証されています。
(参照:ミツカンがお酢の内蔵脂肪低下効果を実証) - 大豆
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大豆タンパクとして15g/一日
納豆なら3パック、お豆腐なら1丁半、煮豆なら150gになります。
一度の食事でこれだけ摂るのはちょっと無理なので、
うまく分散させたり、豆腐と煮豆を組み合わせたりして工夫しましょう。
お酢の摂り方注意
- お酢を飲むタイミング
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お酢をドリンクとして飲むときは、
食前に飲まず、食事中か食後に飲むようにしましょう。
お酢ドリンクを飲むと食欲が増して、よけいに食べてしまうこともあるからです。血糖値をコントロールする目的でお酢を摂取されるときは、食事中にドリンクとして飲むか、酢の物などお酢を含んだ食事を食べるようにしましょう。
(参照:血糖値上昇抑制作用も確認)