お酢には多くの健康効果が知られています。
お酢は酸性に傾きかけた体をアルカリ性に保ってくれる
重要な働きがあります。
お酢のこの大事な働きをしてくれる秘密は
クエン酸サイクル(またはクエン酸回路)にあるのです。
クエン酸サイクル
クエン酸サイクル(クエン酸回路)というのは、体の中でクエン酸に変化したお酢がいくつかの化学変化を起こしながらまたもとのクエン酸の戻り、乳酸などの酸性物質(疲労物質)を除去してくれる作用のことです。
- 酢の主成分である酢酸や有機酸は人間の身体にはいるとほとんどクエン酸に変化します。
- クエン酸は身体に蓄積されている乳酸、ピルビン酸などの酸性物質と結合して化学変化を起こします。
- 化学変化を起こしながらエネルギー(ATP)を生み出します。
- 体内に残っていた酸性物質が減少し、身体は正常なアルカリ性に戻ります。
健康効果
お酢には数々の健康効果が知られています。
ここでは主に、クエン酸サイクル(クエン酸回路)によって得られる健康効果を紹介します。
クエン酸サイクルによる健康効果
- 疲労回復
- 人間が活動すると身体に乳酸やピルビン酸などの疲労物質が残ります、これらの疲労物質をお酢の主成分である酢酸が分解してくれます。
疲労物質の減少で、疲労回復につながります。 - 筋肉疲労除去
- 疲労の原因物質である、乳酸やピルビン酸が筋肉に貯まると筋肉疲労になります。
お酢は胃腸から吸収されると血液によって体中に行き渡り、筋肉疲労物質も分解してくれるので、筋肉痛にも効果があります。 - 身体の酸性化防止
- 体は常に弱アルカリ性に保たれています。しかし、現代人は疲労やストレス、加齢などで体が酸性に傾きがちになっています。お酢のクエン酸はこれらにも効果的と言われています。
- コレステロール低下
- お酢にはコレステロール抑制作用があると言われています。
- 老化予防
- 老化の重要な原因である酸性物質を強力に除去してくれるクエン酸サイクル。
お酢が老化の予防効果があると言われています。 - ダイエット効果
- クエン酸サイクルは余分な脂肪を燃焼させ、エネルギー(ATP)に変える働きがあります。
(お酢のダイエット効果)